「電子カルテの標準仕様」、国を挙げて制定せよ

「電子カルテの標準仕様」、国を挙げて制定せよ

現在の電子カルテは、製造販売業者(ベンダー)によって仕様が区々であり、コストも高く、
何よりも地域医療連携等の妨げになっている。核(コア)となる部分と、その「標準仕様」を、
国を挙げて定める必要がある。次世代電子カルテシステムの構築を国のプロジェクトとして立ち上げてほしい―。

7月27日に開催された社会保障審議会・医療部会で、永井良三部会長(自治医科大学学長)は厚生労働省に対し、
このように強く要請しました。
<a href=”http://www.medwatch.jp/?p=21692(メディウオッチ)”>http://www.medwatch.jp/?p=21692(メディウオッチ)</a>

確かに、先日も、ある開業医の院長先生にインタービューしました。

開業にあたって、多くの電子カルテをコスト、アップデートも含めて
全て勘案した結果、クラウド型に落ち着いたということでした。

セキュリティの心配をされる方が多い印象を受ける
クラウド型の電子カルテですが、逆に言うと、セキュリティさえクリア
出来ればコスト、更新、メンテナンスなどすべてが
いうことないのがクラウド型です。

果たして、地域医療連携のリーダシップをどうやって
誰がとっていくのか?

そこにも、これからの電子カルテの行く末がかかっているような
気もします。

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