10月9日の財政制度分科会では、社会保障制度、とくに医療・介護制度改革の視点として次の3つの視点が提示されました。
(1)制度の持続可能性を踏まえた保険給付範囲の設定:⾼度・⾼額な医療技術や医薬品の保険収載の在り方や、
少額外来受診における定額負担導入など「⼩さなリスク」の自助での対応など
(2)必要な保険給付の効率的な提供:地域医療構想の実現など医療・介護提供体制の改⾰、公定価格の適正化・包括化など
(3)公平な負担の確保:年齢でなく能⼒に応じた負担設定や、⽀え⼿が減少する中での医療費増加に対する総合的な対応など
国民皆保険
フリーアクセス
自由開業制
出来高払い
といった、原則に従って維持されてきた
日本の医療が岐路に立たされている。
個人の負担が高まりそうな雰囲気が醸成されている。
一方で、最近はニュースで外国人も日本の
国民皆保険にタダ乗りしているという
ことも聞かれる。
実際、多くの調剤薬局でも、明らかに居住していない
外国人で日本語出来ない人が大量に薬剤を購入するという
ケースが増えているということです。
いずれにしても、これまで多くの国に比較すると
日本は医療は高いレベルで、安価だった。
それがどのような方向に行くか議論されている。
一つの提言としては、どこかの地域で
テスト的にトライアルをしてみることも
ありなのではないか?
それなら、国民のコンセンサスも得られやすい
のではないか?