『日本の医療にかけているもの』
面白い考察でした。
少し、長い話でしたが
簡単に言うと、
「医療は、本当は体、そのものの
問題よりも、個人個人の、生活、習慣
メンタル、勤務体系、などのその他の
諸条件によって左右されるので、個人の
身体よりも、全体像を見るべきだ、その方が
優先される。」
ということでしょうか?
確かに先天的なものも重要ですが、
どちらかというと、生活習慣病という
位ですから、生活習慣を改めることで
改善するものも多いはずです。
総合診療医が言うと説得力があります。
また、以下の記述が欧米は進んでいると理解できます。
「ヨーロッパの家庭医になるための専門医試験
(模擬患者さんを相手にした実際の診療を採点する試験)の中には、
100点満点中の50点はコミュニケーションスキルへの配点で、
あとの50点が正確な医学生物的な診断・治療という、試験もあるらしいです。
それだけ、心理・社会モデルの重要性が認識されているのでしょう。」
だれがそこに注目してくれるようになるのでしょうか?
しかし、ここ、最近の、週刊誌やメディアでの特集などから
多くの人が自分の体と病気の関係に関心を持っていると
思います。これはやはりネット社会になって多くの
人が情報を取りやすくなったということでしょうか。