勤務医の時間外労働960時間以下に抑えるには1.2倍の医師が必要だが、医師不足は深刻
ここで言っているのは、本来の医師不足の
問題の解決には一切の言及がない。
事実だけを並べて、本当の問題点を
指摘しないとここでは記事にならないと
思います。
いろいろな話し合いがもたれていても
医師の偏在には課題が残る。
医師の育成には相当の時間と費用を
国家として投入してきました。
その理由は医療は国のインフラの側面が
あったから。いわば、道路や、新幹線、
鉄道だという側面があったからでしょう。
そして、今も国民皆保険を維持しながら
国費を投入するならば、ある程度行政が
主導権を取って国立大学卒の人は一定期間の
へき地医療への勤務を義務化する方策を
取るべき時代に来ているのではないか?
医師の家庭に生まれて、元来裕福な子息が
僻地に自ら行くとは考えられない。
せめて、多くの国費を投入した国立大学
医学部卒の医師にはその、僻地勤務義務化
は当然と感じる。学費が安いのであるから。
防衛医科大学ほどでは
無くても、それは必要であると感じる。
そうすれば、多少、人気も沈静化する
可能性もある。いずれにしても、抜本的な
改革をするべき時に来ている。