~「さいたま記念病院」を経営~ 民事再生開始
医療法人社団 一成会が民事再生を開始しました。
理事長は心臓外科医として有名な遠藤真弘氏で、運営する「さいたま記念病院」は病床数199床、
内科、外科・消火器外科、総合診療科、整形外科、脳神経外科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、
リハビリ科を擁する地域の中核的医療機関。
さらに、介護老人保健施設「かわぐちナーシングホーム」(埼玉県川口市)も併設している。
2015年3月期は約38億1600万円の売上高をあげていたが、2016年3月期は減収とともに
病院の不動産を売却したことによる特別損失もあり赤字となった。2017年3月期も売上高が
約36億500万円にとどまったうえ、2期連続で赤字を計上。多額の負債を抱え自力での再建が
困難となり、他の医療法人に事業を継承するため、今回の措置となった。
経営の内部の詳細には不明ですが、地域の方々に不安を与える事例です。
早期の、経営安定化を望みます。