調剤薬局にも、自動化の波・・・
これから、
このような流れがどんどん加速していくはずです。
現状、私たちが、調剤薬局に行って
何か違いがあるかと言われても正直見つけられません。
調剤薬局はどこでも同じ、近いかどうかだけです。
そのような仕事がどんどん、
ロボットや、自動化に置き換わっていきます。
行政も、もちろんですが、経営陣も
どんどん手を打っていかないと間に合わないということです。
訪問看護ステーションや病院で看護師不足
求人倍率は、
▼訪問看護ステーション:3.78倍
▼20-199床の病院:2.55倍
▼200-499床の病院:2.02倍
▼500床以上の病院:1.72倍
▼特別養護老人ホーム:1.67倍―などで高く(つまり看護師が不足している)、
逆に
▼助産所:0.04倍
▼在宅介護支援センター:0.15倍
▼都道府県・保健所:0.16倍―などで低く(つまり看護師が充足している)
これはいったい、どうしたのでしょうか?
同じ看護師という職業でありながら
かなり、求人倍率に差があります。
簡単にいうと、ある程度時間に正確で
きっちり終わる仕事は充足して、
足りないのは体力的にきつくて、時間の
超過がちな勤務先であるということが
示されています。
人間ですからそれはそうです。
行政側もこれが判明しているなら、きつい
業態には、手当てを厚めにしていくしか
方法はないのではないでしょうか。
国の予算で賄われているわけですから
すぐに動くべきだと思います。
https://www.medwatch.jp/?p=24379
1996年から2017年にかけて、医療従事者の配置は相当程度「充実」
▽総数:1996年「101.7」 → 2017年「148.4」
▽医師:1996年「11.1」 → 2017年「16.1」
▽薬剤師:1996年「2.7」 → 2017年「3.6」
▽看護師:1996年「30.2」 → 2017年「57.9」
▽准看護師:1996年「14.9」 → 2017年「6.7」
▽診療放射線技師等:1996年「2.2」 → 2017年「3.4」
▽臨床検査技師等:1996年「3.1」 → 2017年「4.2」
▽管理栄養士:1996年「0.9」 → 2017年「1.9」
というデータがでています。
これは厚生労働省の方針がある程度実現されて
いる現状だと思います。
とり急ぎ
今回はこれくらいで。
https://www.medwatch.jp/?p=24155
異なるベンダー間の電子カルテデータ連結システムなどの導入経費を補助
異なるベンダー間では、電子カルテデータの連結が困難で地域連携を阻害している。
このため、こうしたデータの連結を可能とするコンバータシステムを医療機関が
導入した場合の経費などを補助するための基金(医療ICT化促進基金(仮称))を
国費300億円を投じて創設する―。
これは大変重要な方針です。
これまでは電子カルテは、それぞれの診療所がそれぞれのスタンスで投資して
作ってきました。しかし、それでは地域包括ケアシステムは進みません。
お互いの診療所同士のカルテの共有には大きな投資が必要になります。
データは、地域の財産であり、貴重な個人情報です。
本来は、医師会や国が主導して行っていくべきなことです。
ようやく、重い腰が上がったように見えます。
一気に地域医療連携が進むことを期待したいです。
かかりつけ薬剤師についての議論が増えました。
理由、簡単に推測すると
日本国内での消費量が多すぎるようです。
廃棄や、重複で処方されている分が多いという
ことです。このあたりは、患者数と薬剤の消費量を
比較すればすぐにわかることです。
いずれにしても、細かい部分から引き締めましょう
という方針です。もっと早くからやっていれば
という気もしますが、国もどんぶり勘定では
先が思いやられます。
以前から長く言われてきたことです。
しかしながら、放置されてきたことでもあります。
そのような現状から、老後破産が言われています。
最近、テレビで特集されているのが、
「あの人は今?」等の番組。
一世を風靡した有名人、著名人、
時の人になった、歌手や俳優の名前を聞かなく
なって今、どうしているのか訪ねあるく番組です。
以外に、事業で成功されている人もいれば
以前のことが見る影もない人も大勢いらっしゃるようです。
いったい、趣旨は?と思いますがほとんどは
興味本位だと思います。
誰でも、年齢とともに、体力や気力が減れば
収入も減少するのは当然。それを補う目的の
年金であり、医療制度だったのに今は
どんどん、高齢者がきつくなる方向へ向かって
いるようです。いったい、どのようなグラウンドデザインが
あるのか聞きたいくらいです。
日本の人口を増やす処方箋はあるのかわからないですが
アジアでは韓国も、中国も少子高齢化に向かって
いることは偶然ではないでしょう。
子育て、学費にかかる費用が高すぎることは
いずれも問題です。また、学歴信仰もその根底に
あります。学業の本来の目的を再度、しっかりと
認識すればこんなバカげた社会にはならないと
思いますがいかがでしょうか。
米アマゾンからの新サービスがリリースされています。
それも、個人の健康情報サービスです。
2008年にはわずか10%だった米国の病院の電子記録の保有率が、現在80%以上となっているとのこと。
ただ、電子記録の大部分は、カルテ、処方箋、会話記録などの、構造化されていないテキストとして保管されている。
Amazonによって開発された医療ツールは、こうした煩雑なデータを解析して、
AIによって医者よりも早く病気にかかっているかどうかを予測するものだ。
・病状や薬剤情報を提供
Amazon Comprehend Medicalと呼ばれるこのプロジェクトは、医師のメモ、臨床試験のレポート、
患者の健康記録などの情報をスキャン。このなかから有益な情報を見出してユーザーに示してくれる。
独特な難解さを持つ医療データを読み込んで、そのなかからパターンを検出することで、病状の予見や薬剤情報などを教えてくれる。
例えば、特定の薬に関して適切な投薬量、頻度、強さなどがわかり、治療計画を立てる際に役立つだろう。
・暗号化により機密性を保持
ツールを利用するには、パーソナルな情報をAWSにアップする必要があるが、
データは暗号化されて内容は本人にしか確認できないような仕様となっている。
提供されされているAPIにより結果を得るのが基本だが、シンプルなものであれば、
コンソール上でテキストを貼り付けて結果を確認することもできる。
現在同ツールを利用できるのは、米国東部 (バージニア北部・オハイオ)および西部 (オレゴン) 、
ヨーロッパ の(アイルランド)の4リージョンとなっている。
アマゾンは当初は本の通販であったが今はそれにこだわらず
ありとあらゆるものを売っている。ついに健康管理まで
売ることになったわけです。
しかし、個人情報をここまで取れば、あとは、さらに利便性を考える
だけとも言える。あくまで診察ではなく、健康管理と考えれば
当然の帰結のような気もする。
今後、かかりつけ医療を進めていく上で、医療分野以外の業態が診療以外の
分野で進出してくる可能性は高くなっています。個人情報をいかに紐付け
していくか、スマホや、PCに依存する現代人をいかに取り込んでいくかは
一つの方向性になっていくのだろう。