人生の最終段階で受けたい医療やケアについて調査結果が発表されました。
日本医療政策機構
https://hgpi.org/wp-content/uploads/b3008bbafa7d66ec03058c7fcb993809.pdf
どのような人にも、終末期は訪れます。
そのようなときに、どうして過ごしたいかは
時期が早かれ遅かれ、関心を引く内容です。
ただ、現在健康な人や、20代~40代の
人にはあまり関係のない話かもしれません。
しかし、医療の制度はすぐに変更や変化する
ものではありません。また、自分より先に
親や、家族の終末期に立ち会うことも
あります。そのようなときに備えて
しっかりと話し合うことが重要だと
思われます。
このような調査で分かることは、多くの人
(過半数)は終末期のことは考えたくないが
実際には、知りたいことがたくさんある。
そして、それを本人も知りたいはずである。
という事実です。もちろん、危篤状態に
なってから、それを判断する力はないでしょうから、
意識がしっかりとしているときにあらかじめ家族で
話し合って決めておくことが大切です。
また、身近に、相談できる人を見つける
ことができるのか?医療・介護に詳しく
本人や家族の立場に立って適切なアドバイスを
することができる人がいるのか。このような
役目をはっきりと指し示す医療の仕組みが
必要です。
参考資料
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10802000-Iseikyoku-Shidouka/0000197701.pdf
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10802000-Iseikyoku-Shidouka/0000197702.pdf